love-me-and-you’s blog

生きるとは?恋愛とは?自分とは?自分なりに考えた哲学的なことをつらつらと書いております。

最後の砦として生きていきたい

私の仕事は一般事務。

 

しかし作業量が多く、

土日出勤、毎日残業は当たり前。

 

給料も手取り少なく、

残業代、ボーナスは無い。

 

私の部署は周りから浮いて見られていて、

少し距離を取られているような、そんな感じ。

 

今日も月初の請求と給与の対応に追われ、

事業部で1人残っていた。

 

仕事も初めから早い方ではなく、

ミスも多い。でも最近少しずつ慣れてきた。

 

でもね、今日近くの事業部の人が、

すごく親しげに話しかけてくれた。

 

今日、そのことが、

素直に嬉しかったんだ。

 

 

 

 

案外、見てくれている人はいるんだね。

 

 

 

 

 

存在を受け入れられたような気がしてさ。

 

 

私は自分で、

自分は仕事ができない人間だと思っていて、

会社に何も与えることができて無いから、

すごく心苦しい思いでいたんだ。

 

役に立てなくて、申し訳ないなって。

 

仕事ってどうしても何かしら業務、作業を通して、相手に与えないといけないじゃない?

 

まぁその対価で給料というものを頂いているわけだから、相手に何か与えるよう努力するのは当たり前なんだけど。

 

でも、

私は不器用で、

とんちんかんなことやっちゃったりする。

頭の中、ワーッてなる時もしょっちゅう。

 

私は、仕事ができない人間だ。

 

私が出来るのは、

残っている後輩に声をかけたり、

疲れた顔してる人に声をかけたり、

周りを見ることだけ。

 

いわゆる「気遣い」ね。

 

でもさ、こういう気遣いって、

実際仕事にはあまり必要無いんだよね。

 

いかに短時間で仕上げるか。

いかに効率良くするか。

いかに売り上げを伸ばすか。

 

必要なのはそこなんだよね。

 

 

 

そこらへんの能力、

私はあまり無い。

 

 

仕事していかなくてはいけないのに、

何を甘えたことを、、、

なんてまた責めたくなるけど、

もういいや。

 

私はそういう人間だ。

 

 

 

売り上げにはつながらないけど、

仕事早く無いけど、

 

 

疲れた時、頑張りたいと思っている時、

すぐそばに寄り添えたらなって、

気持ちを私は持っている。

 

 

 

助けを求められた時に、

助けられる人、

助けを求められた時に、

守れる人でありたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

見捨てはしない。

 

 

 

 

 

 

 

この世で誰も信じられないとなった時、

その人を信じる最後の1人でありたい。

 

 

 

 

多分、私は”それ”しか出来ない。

 

 

 

 

でも、私は”それ”が出来る。

 

 

 

 

 

最後の砦とでもいうのだろうか。

 

 

 

 

 

 

路頭に迷った時、

一緒に手をつなぎ、

抱きしめて、

心に寄り添う。

 

 

 

そんな人でありたい。